Claude CodeでGit操作を自動化
コミットからPR作成まで
Claude Code はGit操作を強力にサポートします。差分を解析したコミットメッセージの自動生成、ブランチ管理、PR作成まで、日々のGitワークフローを大幅に効率化できます。この記事では実践的な使い方を紹介します。
この記事の対象者
- コミットメッセージの作成に迷うことがある方
- PR のDescription を書くのが面倒な方
- Claude Code でGit操作を効率化したい方
1. コミットメッセージの自動生成
Claude Code はステージされた変更を解析して、適切なコミットメッセージを生成できます。
Claude Code への指示
# 変更内容を確認してコミット
変更内容を確認して、適切なコミットメッセージで
コミットして。Conventional Commits の形式で。Claude Code は git diff --staged を実行して差分を解析し、変更の意図を理解した上でメッセージを生成します。
生成されるコミットメッセージの例
feat: 記事一覧ページにページネーションを追加
- ArticleListView に paginate_by = 10 を設定
- テンプレートにページナビゲーションを追加
- 前後ページへのリンクコンポーネントを実装Conventional Commits
Claude Code は feat: fix: docs: refactor: などのプレフィックスを適切に使い分けます。CLAUDE.md にコミットメッセージの規約を書いておくと、さらに精度が上がります。
2. ブランチ管理
機能開発やバグ修正のブランチ作成も Claude Code に任せられます。
Claude Code への指示例
# 新機能用ブランチを作成
ユーザー認証機能を実装するためのブランチを
main から作成して。ブランチ名は
feature/user-auth の形式で。
# ブランチの状態確認
現在のブランチがmainから何コミット先行しているか
確認して。3. PR作成の自動化
Claude Code はGitHub CLI (gh) と連携してPRを作成できます。差分を解析して、タイトルとDescription を自動生成します。
Claude Code への指示
# PRを作成
このブランチの変更内容を確認して、
GitHub にPR を作成して。
Description には変更の概要とテスト方法を含めて。Claude Code が生成するPR の例:
生成されるPR
Title: feat: 記事検索機能を追加
## Summary
- 記事タイトル・本文に対する全文検索機能を実装
- 検索結果のハイライト表示に対応
- 検索履歴の保存機能を追加
## Test plan
- [ ] 日本語キーワードで検索できること
- [ ] 部分一致で結果が表示されること
- [ ] 検索結果が0件の場合のUI確認PR作成前の確認
Claude Code がPRを作成する前に、差分の内容を必ず確認しましょう。意図しないファイル(.env や node_modules)が含まれていないかチェックすることが重要です。
4. コードレビューの活用
他の人が作成したPR のレビューにも Claude Code を活用できます。
Claude Code への指示例
# PR のレビュー
このPR の変更内容をレビューして。
以下の観点でチェックして:
- セキュリティリスク
- パフォーマンスへの影響
- テストの十分性
- コーディング規約の準拠gh コマンドとの連携
Claude Code は gh pr view、gh pr diff などのGitHub CLI コマンドを使ってPR の情報を取得できます。PR番号やURLを指示に含めると、自動で内容を取得して分析します。
5. ベストプラクティス
- こまめにコミット: 大きな変更は分割してコミットし、メッセージの精度を上げる
- CLAUDE.md にGit規約を記載: ブランチ命名規則やコミットメッセージの形式を明記
- PRテンプレートを用意: Claude Code が参照するPRテンプレートを
.github/に配置 - レビュー指摘は具体的に: 「この関数のエラーハンドリングを追加して」のように具体的に指示
まとめ
- Claude Code は差分を解析して適切なコミットメッセージを生成
- ブランチ作成からPR作成まで一連のGitフローを効率化
- GitHub CLI と連携してPR の自動作成・レビューが可能
- CLAUDE.md にGit規約を書くことでさらに精度向上
- こまめなコミットと具体的な指示がベストプラクティス